コロナ禍になり、「リモートワーク」「テレワーク」という言葉が浸透してきました。
はじめは何のことなのかよくわかりませんでしたよね。
「共働きなので、各々が仕事する場所の取り合いになりストレスがたまった！」
「リモート会議に家族やペットが移りこんでしまい、集中できない！」
など今まで思いもしなかった困りごとがでてきた人も多いようです。そこで自分や家族に最適なワークスペースを考えてみませんか？
ワークスペースをどこに作る？
ワークスペースは仕事の場だけでなく、趣味を楽しんだり、子供も勉強場所になったり・・・
といろいろな使い方ができるスペースです。
そのような使い方をする場合はリビングやダイニングの一角にデスクをおいてワークスペースにしましょう。
壁向きにデスクを置けると集中力も高まります。
デスクライトはリビングになじむインテリア性の高いものを
手元を照らすデスクライトはリビングになじむインテリア性の高いものを選びましょう。デスクを置くスペースがなくダイニングテーブルなどと兼用する場合で、仕事に必要な資料などを置くスペースが取れない時は移動できるワゴンなどにひとまとめにするのも手です。
子供の宿題用にも専用のワゴンを準備し、そこに収納するようにすると散らかりません。
仕事が終わるとすべてワゴンに収納してしまえば、「仕事」と「暮らし」のメリハリをつけることができます。
ウォークインクローゼットの中や収納の一部に
ウォークインクローゼットの中や収納の一部にワークスペースを作るのもひとつのアイデアです。
リモート会議が多い人や集中したい人に向いています。
ワークスペースだけ壁紙などを張替えることで気分も仕事モードに入れそうですね。
収納はもともと照明がない場合もあるのでウォークインクローゼットや収納にワークスペースを作る場合は全体照明と手元照明、コンセントなどの計画を忘れずに行いましょう。
リモートワークを心地よくするためにはこだわりの椅子が欠かせません。オフィスよりも席を立つ機会が少なくなり、座っている時間が長くなりがちです。背中や腰に負担がかかりにくいように少し予算をかけても座り心地の良い椅子を準備したいものです。
Written by ソラルテ空間設計 上原香織